2020年(最新ニュース)
2020.10.04
多数の方が思われているのは、飲み込みが早く、運動神経がよくて試合ですぐ結果が出るのか??
といった部分が才能と思われている方が多いと思います。
もちろん。もちろんそれも大切なことですが、今現在、一般部で活躍しているトップ選手全員がそういった才能があったかといえば全然そんなことはなく、つらい思いとか、そういういろいろな壁を乗り越えて今に至っています。
才能とは、運動神経や早い段階での試合での結果だけではありません。
才能とは
「努力できる才能」
「継続する才能」
「一つの事を好きでい続ける才能」
「物事にあきない才能」
「一人でも練習できる才能」
これらすべてが素晴らしい才能です。〔なぜなら普通の人はできないからです〕
決してなぐさめるような言葉ではなく運動神経や早い段階での試合での結果だけを才能とよぶのであれば、先ほどもうしあげたトップ選手たちもそうですし、少なくとも私や当道場、長島拓哉という空手家はこの場にいなかったでしょう。
お父さんお母さんへのお願いは、今日は子供を信じて暖かい応援をしてあげてください。
そしてたとえ負けてしまっても、どうか今日の動き、今日の結果だけをすべてと考えず、子供の才能を信じてあげてください。
そして子供があきらめていないのであれば。これからもどうか空手を続けさせてあげてください。
選手のみなさん。自分を信じて戦ってください。
みなさんが思う、人より少しでもすぐれているもの。
パンチ、蹴り、体力、あきらめない気持ち。なんでもかまわないです。
自分が頑張ってきたこと。そして自分の才能を信じて全力で戦ってください。
若槻昌高 北大阪ジュニア大会 開会式ご挨拶より