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2019.05.16
5.18JFKO全日本大会、女子軽量級予想文
こちらは正援塾関係者がわかりやすく観戦できるよう掲載した個人の予想分です。
優勝候補筆頭は昨年、劇的な優勝を果たした水谷恋〔久保田道場〕。
2018年同大会、決勝戦で絶対王者、菊川を下し無名から一躍日本最高峰に登りつめた。
突き技とローキックの堅実な組手だが底なしのスタミナと強靭な打たれ強さで数々の強豪を下してきた。
最終延長にもつれ込んでも動きが衰えない隙〔すき〕の少ない選手。
2連覇を果たし新たな絶対王者として君臨するか?
対抗は王者返り咲きを狙う菊川結衣〔芦原会館〕
このクラスの絶対王者として過去前人未到の4連覇を達成。
地上波テレビにも数多く登場した菊川はこの大会の「顔」の1人として戦ってきた。
身長148センチ。強力な突き技と胴廻し回転蹴りを武器に無差別級でも活躍している「小さな巨人」。
2人を追うのが昨年 第三位の成田麗〔七州会〕か?
七州会所属の成田。七州会は過去5回あったJFKOすべての大会で入賞者を輩出している強豪団体。
今回も並々ならぬ気迫を持って参戦してくるだろう。
成田も突き技主体の選手だが、スピーディーで突き刺すように放つ他の選手とは質の違う突きを放つ。
手島海咲、清水未来、平木柚葉も有力選手。
そして正援塾、長島小夏。
約2年ぶりの大会となる長島は猛練習を乗り越え、上位入賞、その先の大きな結果に向けて戦う。
突き、蹴りに加え高いディフェンス技術を持つオールラウンドプレイヤー。
突き技主体の選手が多い中で長島の組手がどう生かされるか?
長島は順当に行けば3回戦でKWFヨーロッパ大会2連覇の和田靜里奈、準々決勝で前出の水谷恋〔久保田道場〕と対戦。
水谷とは同い年でジュニア時代は1勝1敗としのぎを削った。
もし水谷戦が実現すれば、戦前の〔周りの〕予想は水谷 圧倒的優勢と思われるが、長島も過去 劇的な勝利で何度も見る者の度肝を抜いてきた。
大一番にめっぽう強い、正援塾の「ミラクルガール」が今回も驚愕の結果を残せるか?
上位2名に与えられる世界大会への出場権をかけて過去最大の日本最強決定戦が行われる。
「フルコン空手日本1は誰だ!」
第 5 回全日本フルコンタクト空手道選手権大会
5月18日、19日〔日〕エディオンアリーナ
主催:JFKO