大会結果
2011.10.09
第12回全日本空手道選手権大会
主催:世界空手道連盟 真樹道場
2011年10月9日(日) 岡崎市中央総合公園
重量級
優勝 若槻 昌高
軽中量級
優勝 長島 拓哉
空手界初の全日本大会、師弟優勝を達成
若槻と長島が歴史的快挙!16歳の長島が全日本デビュー戦でいきなり優勝!33歳の若槻は昨年の右膝靭帯断裂、手術からの復帰戦で復活優勝!
師弟ダブル優勝で全日本大会2階級制覇を達成!
復帰初戦を戦う若槻。試合終了間際に上段回し蹴りが決まり一本勝ち。
健在をアピール。第一シードの若槻は準々決勝に進出。〔写真左、右が若槻〕
準々決勝では白蓮会館の岩戸選手と対戦。
本戦0対1、延長戦2対0、再延長戦でパンチと膝蹴りでラッシュをかけ4対0の優勢勝ち。
準決勝へ
準決勝は真盟会館の東選手と対戦。本戦は相手選手のパンチを受けやや劣勢。
本戦は0対1の引き分け。延長戦の終盤でローキックを連打した若槻が3対0の僅差判定勝利。決勝戦に進出。
16歳の長島〔右〕は今回が全日本デビュー戦。
長島は心・技・体すべてにおいて急激に成長していた。
初戦を延長戦5対0で勝利すると、2回戦〔写真〕ではセンス溢れる組手で本戦5対0の勝利。
準々決勝では昨年の準優勝者と対戦。
序盤からエンジン全開で攻め終始試合をリード。本戦5対0の勝利。準決勝に進出。
準決勝ではこの大会3連覇、白蓮会館全日本大会では準優勝を収めている。一流選手と対戦。
序盤から五分五分の打ち合いとなり、試合は再延長へ。
気力を振り絞りラッシュをかけた長島が4対0の判定で激勝!決勝戦に進出!
決勝戦直前。試合を待つ長島〔右〕、アップを行う若槻
長島の決勝戦。桜武会の坂元選手と対戦。
今回ステップを使った、新スタイルで試合に望んだ長島。
序盤からボディ攻撃を決めペースを握る。〔写真左、左が長島〕
ローキックからの即パンチが相手選手を捉える〔共に左が長島〕。
今回、正攻法と変則の攻めの、両方が光った。
ガードの隙間から膝蹴りがピンポイントでヒット!
試合時間3分、終始鬼の攻めを崩さなかった長島〔左〕が本戦5対0で勝利。
若干16歳、体重56キロ〔最軽量〕の長島が全日本初優勝を決める!
若槻〔右〕の決勝戦。相手は白蓮会館の日野選手。
主審は真樹道場、真樹日左夫宗師。
試合は大接戦!前進する日野選手にパンチと膝蹴りで対抗する若槻〔共に左が若槻〕
日野選手の攻撃も随所でヒットした。本戦は0対1で日野選手
〔写真左〕お互い前に出る気持ちから膠着も多かった。
〔写真右〕延長戦終了間際には、若槻〔手前〕の踵落としがクリーンヒットするも畳み込むことができない。
延長戦は2対0で若槻
試合は再延長戦に突入。決勝戦の試合時間は本戦3分、延長戦3分、再延長3分〔マストシステム〕。
再延長はお互いボロボロの打ち合いとなった。
終盤にローキックでラッシュをかけた若槻が4対1の判定勝利、優勝を決める!〔共に右が若槻〕
入賞者記念撮影。そして正援塾の師弟が2階級を制した。
長島はまだ高校生。全国的にはまったくの無名選手だったが、彗星のごとく現れ優勝。
正援塾初の全日本チャンピオンの誕生である。
偉大な武道家、真樹道場、真樹宗師〔右〕・白蓮会館、杉原館長〔左〕と記念撮影
表彰式にて、真樹宗師にあたたかく声をかけていただきました。
真樹宗師は男の魅力溢れる素晴らしい先生でした。